東北大学 ソフトマテリアル研究センター Advanced Imaging and Modeling Center for
Soft-materials (Tohoku AIMcS)

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東北大学 ソフトマテリアル研究センター Advanced Imaging and Modeling Center
for Soft-materials (Tohoku AIMcS)

ソフトマテリアル
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東北大学の最先端設備を活用し、
ソフトマテリアルと対話しながら、
豊かな社会の実現に寄与します。

Structure of
research center

ソフトマテリアル研究センターの構成

本研究センターでは、マテリアルサイエンスとライフサイエンス双方のソフトマターを対象に、それぞれに対し計測技術と計算技術の研究者からなる4つのグループ活動とグループ間の連携により、シフトマテリアルのデータ駆動型材料開発のプラットフォーム構築とソリューション開発を推進します。

ソフトマテリアル研究センター

Message

東北大学多元物質科学研究所
ソフトマテリアル研究センター長

陣内 浩司

ソフトマテリアル研究センターの設立にあたりまして

 ソフトマテリアルの社会実装の加速・拡大に資するため、東北大学の研究者と企業との産学連携拠点を目指し、2020年8月にソフトマテリアル研究拠点を設立しました。 その後の企業との意見交換に基づき、計測科学と計算科学の融合をはかり企業ニーズに応えるワンストップソリューションの提供を目指す体制に拡大し、2024年4月より多元物質科学研究所ソフトマテリアル研究センターに改組しました。

 計測科学においては、最新鋭のソフトマテリアル電子顕微鏡や分光分析技術に加え、クライオ電子顕微鏡の導入により計測インフラの拡充を図るとともに、稼働を開始した次世代放射光施設との連携を視野に、マルチモーダルな計測ネットワークを構築し提供します。

 また、得られた計測データに基づき、AI技術、シミュレーション技術を用いたソフトマテリアルの機能予測や分子単位から高次構造までのマルチスケールでの反応予測などを行い、企業と共同でソフトマテリアルの社会実装に向けた共創的な活動を目指します。

 東北大学は電子顕微鏡を用いた材料科学の分野において、長い歴史と実績を有しています。これに加え、本センターがマルチモーダル計測とマルチスケール計算科学の融合によりソフトマテリアル材料研究開発を革新的に飛躍させ、ソフトマテリアルの新たな設計・解析ソリューションを社会に展開することを目指します。

 ソフトマテリアルとしては、ポリマーからバイオまで、また、それらの複合材料までを含めて広く扱う予定です。ソフトマテリアル研究開発においてニーズをお持ちの企業様におかれましては、是非、本センターとの共創的な研究開発を御一考いただき、お問い合わせいただければと思います。よろしくお願いいたします。